マウスには、PCとの接続方式、動かした時の読み取りセンサーの種類など様々な種類が存在します。
こちらのページではマウスの基本的な知識を知ることで、あなたにぴったりのマウスをご自身で選んでいただけるようお教えします。
マウスは実際に手に持って使うモノですので、私の意見は参考程度に、最終的には自分自身で選ぶことが重要です。
一流の大工さんが自分でしっくりくる道具を自分で選んで愛用するようなものに似ています。
私が家電量販店に勤務していた時に、お客様に必ず説明していた接客文句でもあります。
有線
PCと直接USBケーブルで接続する方式です。PCから電源供給されるため電池交換が不要で、PCに接続するとすぐに使用することができます。
無線
ケーブルが不要で電池もしくはバッテリーで動作します。ケーブルが無いため引っかかったりせず、PCから10M程度距離を離しても動作します。無線にも種類があり、レシーバーを使うモノ、Bluetoothを使うモノなどがあります。
定期的に電池交換・充電が必要になります。
Bluetooth
Bluetoothに対応したPCで設定を行えば接続ができます。最近のPCには標準で搭載されており、Androidタブレットやスマートフォンで使用することもできます。その場合は対応OSをしっかり確認しましょう。
2.4Ghz
PCのUSBに小型のレシーバーを差し込んで使用するタイプです。設定不要で挿すだけで動作します。
読み取りセンサー
マウスの裏側に設置されているセンサーです。マウスの反応性能に直接関わる部分ですので重要です。センサー次第でマウスパッドが不要になったり、精密な操作が可能になったり、電池寿命にも大きく関わってくる部分です。
Blue LED
青色のLEDを使用したセンサーで、他の色のLEDを比べ波長が短いためわずかな埃や凸凹を認識することができます。
とてもツヤツヤした光沢面以外の材質に対応しており、今もっともマウスで使用されているセンサーです。
レーザー
透明な材質以外ではほとんど読み取りが可能であり、消費電力も少ないため無線方式のマウスでは電池交換頻度が少なくて済むセンサーです。細かい動作にも対応できる認識性能があるためゲーミングマウスや高価なマウスなどで使用されます。
IR LED
赤外線LEDを使用したセンサーです。消費電力が非常に少ないため、無線方式のマウスにおいて電池が長持ちします。読み取り精度は光学式センサーと同程度で、マウスパッドが無いとうまく動かない場合が多いです。
光学式
かつてはほとんどのマウスが光学式センサーを使用していました。青色LEDが開発され、コストが安い以外は性能で負けてしまったため安価なマウスに搭載されているセンサーです。